かくれ不眠の対処法を知り、 生活の質をあげよう
かくれ不眠の対処法を知り、
生活の質をあげよう
★今月のポイント★
不眠症を招く「かくれ不眠」には次の対処が効果的!
・睡眠不足の自覚症状を持ち、日々を見直す。
・イライラや無気力への感度を高める。
・寝る環境を整えて、深い睡眠をとる。
「外出が億劫…」
「朝、身だしなみを整えるのにも一苦労…」
こんな風に、
日常の何気ない出来事がうっとうしくなっている方は、
「かくれ不眠症」に陥っているかもしれません。
不眠症と単なる睡眠不足の間にある「かくれ不眠」
これにかかると、
「集中力の欠如」
「身体の重さ、気だるさ」
を招くので注意が必要です。
休みの日にはついゴロゴロしたり、
仕事の効率や意欲も落ちる傾向まで。
さらに、集中力が落ちる「かくれ不眠」の症状は、
人間関係にまで悪影響を及ぼします。
「人と話すのが煩わしい」
「怒りっぽくなった」
「飲み会などの付き合いが減った」
という事態に陥ることがあるのです。
放置するほど、公私両面で悪影響を及ぼす…。
それが「かくれ不眠」のやっかいところといえます。
自分でできる「かくれ不眠」の確認&改善方法
諸症状から「かくれ不眠」を自覚した方へ、
症状の改善や解消に役立つ、
4つのセルフケア&メディケーションをご紹介します。
①日々の習慣を見直す
「かくれ不眠」をリカバリーする唯一にして最大の方法は、
睡眠を正しくとることです。
ご自身の健康状態を確認し、
より規則正しい生活を心がけてください。
②睡眠不足を自覚する
夜更かしの多い方は、睡眠不足の状態に身体が慣れているものです。
明確な自覚症状や生活障害がないまま「かくれ不眠」に陥ることも。
体調を崩す前に自分の睡眠不足を自覚し、
適度な睡眠を取りたいところですね。
③メンタルの乱れは放置禁物
イライラ、無気力、無感動などを抱えている高ストレスタイプの方は、
これらを放置するほど闇が深くなります。
少しでも「おかしいな」と感じたら、しっかり眠ること。
ストレスの根幹には、たいてい不適切な睡眠があります。
④睡眠環境の改善で「浅さ」を改善
「寝ても疲れが取れないなぁ」
そんな悩みがある中高年の方は、眠りが浅い可能性が。
こうなると睡眠での心身のリフレッシュが」しづらくなります。
就寝時の照明や寝具など、
睡眠環境を整え、質のよい睡眠を取れるよう心がけましょう。
よい眠り3つの習慣
1、早起きすると早寝ができる
カーテンを10㎝開けて眠るとよい目覚め
2、朝、昼をしっかり食べて夜は少なめ
夜遅い食事は肥満のもと。寝酒は浅い眠りのもと。
3、夜は暗くして快眠モード
睡眠前のテレビやスマホは脳が覚醒。
心身の健康をむしばむ「かくれ不眠」が「不眠症」になる前に、
早めに対策をとって下さいね。
「かくれ不眠」に効く対処法として、
睡眠環境の改善を挙げましたが、
眠りの質を高めて短時間でもぐっすり眠るためには、
寝具にこだわるのもおススメです。
中でも、変えてみる価値が高い寝具がマットレス!
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睡眠中「リラックス」できていますか?
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睡眠中「リラックス」できていますか?
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そもそも眠れているんだから
リラックスできているでしょ?
と思いがちですが、
歪んで強張ったままの姿勢や
歯を食いしばったまま
寝てしまっているような状態は、
「リラックスできている」とは言えません
そもそもリラックスしている状態とは
私たちの自律神経の
副交感神経が優位になり、
「筋肉や神経を落ち着かせて
血管が拡張している」
つまり、カラダから力が抜けて
緩んでいる状態です。
〝THE MATTRESS〟に寝ることで、
カラダが緩んだ状態をつくり
呼吸がしやすく、
肺など呼吸に関わる臓器を
筋肉が締め付けることなく、
呼吸も大きく深くなっていきます
寝たときに「呼吸がしやすい」と感じたら
それはカラダがリラックスできている証拠です。
もしいまカラダの不調や睡眠にお悩みであれば
ぜひ、眠る前にあなたの呼吸も
チェックしてみてくださいね。
~患者さんにお伝えしたい、今月のひとこと~
大人になればなるほど、
疲れへの耐性が強まるものです。
「かくれ不眠」や不眠症にかかった人がそれに気づかないのは、
そのためといえます。
自分が思っている以上にちゃんと寝られていないのだと自覚する。
それが「かくれ不眠」解消の秘訣かもしれません。
自分の状態を常に感じ取り、
いい寝具で、
いい睡眠をとるようにして、
良質な睡眠と健康な身体を得たいですね。