『足首捻挫を早く治すためにはどうすればいいのか?』
足首を捻ってしまっても軽度であれば、
安静にしておくことで2~4週間程度で回復しますが、
スポーツで大会が近い日に怪我してしまったり、
仕事の出張などでどうしてもたくさん歩かないといけない
こともあると思います。
捻挫をした初期は、
毛細血管が切れて内出血をしている状態です。
負傷の度合いによって変わりますが、
受傷後約48時間は炎症期と言われ、
内出血をしている状態が続きます。
応急処置としてはRICE(ライス)の処置の
Icing(アイシング)、
患部を冷やす事をお勧めします。
内出血をしている状態で温めて血流が良くなると、
内出血の量が増え、
結果として腫れが強くなってしまいますので、
1〜2日目までは冷やすことを心がけ、
腫れを抑えることが大切です。
※一回当たり長くても20分程度までが目安です。
約48時間の炎症期が終われば、
そこからはしっかり温めて血流を良くしましょう。
血液は怪我を治すための栄養や酸素を運んでくれます。
患部を温めて血行を促進することにより
治癒促進効果が期待できます。
温めるか冷やすかを判断する目安として、
患部を温めた際にズキズキと痛むようであれば冷やす、
ズキズキしなければそのまま温めると判断して下さい。
患部の修復には血液が必要な為内出血が起こります。
この炎症期を早く終わらせて、
次の回復段階へ進める方法もあります。
それが、RICE(ライス)の処置で最も重要な
Compression(患部の『圧迫』)
です。
なるだけ持続した圧迫を幹部にかけるには
伸縮テープによるテーピングがおすすめ!
また、
アクティブリカバリー(積極的な回復法)として
サウナ入浴もお勧めです。
サウナを使用することで
低い強度の有酸素運動と同程度に代謝を高めることができます。
これは入浴では得難い効果です。
そして、
怪我した身体を作るのは「食事」です。
また、身体を回復させるのは「寝ている時間」です。
バランスのよい食事を心がけ、
良質な睡眠をとることで回復力を高めることができます。
特に身体を作る材料となり、
日本人の食生活に不足しやすいといわれている栄養素の
たんぱく質を意識して多めに食べることをお勧めします。
日本人はタンパク質が不足しがちといわれますので、
プロテインパウダーなどのサプリメントを取り入れるのもおすすめです。
捻挫を早く治すには自己治癒力をアップさせることが大切です。
それには効果的な食べ物があります。
○大根
大根には、ジアスターゼという成分が含まれています。
ジアスターゼには白血球などの細胞を活発化し、
細胞の酸化を防ぎます。
捻挫箇所の細胞も活発化して、
治癒力が高まります。
○鶏肉と長いも
痛めた患部の細胞を作るためにタンパク質が必要です。
鶏肉からは良質なタンパク質が摂取できます。
長芋は体内のタンパク質を分解して
取り入れやすくする成分が含まれています。
タンパク質は細胞を作る際の元の成分になります。
鶏肉と長芋をセットで食べることで
自己治癒力アップにとても効果的です。
今回は最後に
捻挫予防になる靴紐の結び方
をご紹介しますね。
人の足関節は下の図のように
踝(くるぶし)の高さが
内側と外側で違います。
足の甲を正面から見ると
親趾側の甲が高く、
小趾側が低い構造になっていて
一般的には
内返しに捻挫を起こして
しまい易くなっています。
これが靴ヒモを通す時に
左右同じテンションで
通して行くと
小趾側(➡付近)に遊びの隙間が
出来てしまい、
余計に内返しに捻挫しやすくなったり、
外側荷重になりやすくなり、
膝や腰にも負担をかけてしまいます。
当院の過去のインスタグラムに
『捻挫しなくなる靴紐の結び方』
として投稿してますので
よかったら参考にされて下さいね!
👇
ランニングシューズ、スパイク、
普段使いのウォーキングシューズなど、
正しくシューズがフィットすることで
捻挫、怪我予防の他にも
着地時に足のブレが防げる、
爪が痛んだり内出血が起きにくくなる、
靴擦れが起きにくくなる、
着地時に力の伝達が行いやすくなる
などのメリットがあるので
ぜひ実践してみましょう!
不明な場合は
実際にシューズを持って来て頂いて
アドバイスいたしますね!
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