「足がつる!」
朝晩冷え込んでくる季節になると
ご自身でもよく経験するという
方もいらっしゃると思いますので
色々と照らし合わせながら
足がつる理由と改善法を
解説していきたいと思います。
「足がつる」
よく言われるのが、
ふくらはぎだと思います。
「腓腹筋」(ひふくきん)
という筋肉になります。
水分不足でも引き起こされますが
寝ている時の循環不良と
過緊張(日中、筋肉の働きすぎ)でなることが
大半だと思います。
他の原因として
以下のような様々な原因が
組み合わさっている場合もあります。
・冷え
・睡眠時の脱水によるミネラル不足
・筋肉疲労
・筋肉量や代謝量の減少
・薬の副作用
・糖尿病や腎臓病などの病気
・下肢静脈瘤
・足のむくみ
・脊柱管狭窄症
では、
循環不良と過緊張(働きすぎ)が
なぜ起こるかですよね?!
特に
循環不良と過緊張(働きすぎ)で
足がつる方には〝特徴〟があります。
それは、、
・腰椎が後弯している
・骨盤後傾しやすい
という方です。
要は
「受け腰」
になっているということです。
言い換えれば
腓腹筋が過緊張(働きすぎ)で
循環不良も引き起こされていると
言うことにもなります。
この
「腓腹筋」が
過緊張(働きすぎ)になると
足関節では
底屈(爪先を伸ばす動き)
になります。
この状態で立つと
体幹は後ろに倒れようとします。
これを
「リバースアクション」
とも言います。
では
先程の後ろに倒れないためには
どうするかと言うと?!
バランスを取るために、
・腰椎を後弯(背中を丸くする)
・骨盤を後屈(後ろし倒す)
これで結果的に
「受け腰」になってしまいます。
ご自身でも実際にこの姿勢になってみると
受け腰になり分かりやすいと思います。
この様に
腓腹筋が過緊張(働きすぎ)に
なっても「受け腰」を形成してしまいます。
話は戻りますが
「腓腹筋」が過緊張になる要因は
実は足関節のアライメント不良で引き起こされます。
(※アライメントとは
骨と骨の位置関係のことです。)
足関節が不安定になると
足底面(足裏)の接地範囲も
変わりますので
・親指側だけに体重が乗る?
・小指側だけに体重が乗る?
という様になります。
「受け腰」の方は
「ガニ股」にもなりやすいので
小指側に体重が乗りやすくなります。
小指側に体重が乗ると
親指側が浮いてきます。
親指が浮く=足関節は内反(内返し)
になります。
そうなると
足関節を内反(内返し)する筋肉の
後脛骨筋(こうけいこつきん)が
過緊張になります。
そして
後脛骨筋は腓腹筋内側と
隣接していますので
腓腹筋も過緊張(働きすぎ)
を引き起こします。
なので
腓腹筋が過緊張(働きすぎ)
で循環不良も起こるわけです。
まとめますと
水分は摂っているのに
足がつるという方は足関節の
アライメント不良を調整してあげると
すっきりと改善していきますよ!!